2001年にご誕生された愛子さまも今年で18歳になる。皇族の成人は18歳と定められているので、今年から皇室内で眞子さまや佳子さまのように大人として使われる。

皇族のお顔をとやかく言うのは失礼だろうが、あえていうと愛子さまは今上陛下や上皇陛下似で、いかにも皇室らしい気品あるお顔立ちだと思う。

ここまで立派にご成長された愛子様であったが、幼少期は雅子さまバッシングの真っ只中。必然と愛子さまを巡る心無い報道も非常に多かった。

引用: 週刊朝日

最初にご紹介したいのは愛子さまが4歳3ヶ月ほどだったころ、週刊朝日(2006年3月31日号)で行われた「愛子さまのしつけへの提言」という記事だ。

内容をかいつまむと以下のようなことが書いてある。

 

  • 両親が一生懸命お手振りしても愛子さまは脇でそれを真似しているだけ
  • 人見知りがすぎるのではないか
  • ご夫婦は愛子さまを中心に考えているのでは。皇室は両陛下を中心に回るもの。
  • ディズニーランドでアトラクションを楽しんだ際、一般客はその近くに立ち入り禁止になった。皇室の特別扱い。
  • 動物園での餌やりを体験させたが、一般客は許されていないのでは
  • 以前東宮御所で成人皇族だけを対象とする食事会で、愛子さまを一人帰そうとしたら愛子さまがむずかった。それによって雅子さまは3時間以上中座した。

 

去年12月23日、陛下のお誕生日、ご両親と一緒に御所を訪れた愛子さまは、大人だけの夕食の宴を前に東宮御所にかえされるのをむずかった。そこで雅子さまが連れ帰ったところ、雅子さまは3時間近く夕食会を中座することになった。その前にも静養先への移動の際など、愛子さまの「むずかり」を理由にした予定変更が何度かあった。

こんなとき、親は子供の恣意を許してはいけないんです。心をお煮にしてでも、子どもに言うことをきかせなければいけない。しかし、ご夫妻は愛子さまを思うあまり、『鬼』にはなれなかったんでしょうな」(有識者の意見)

2006.3.31 週刊朝日

少子高齢化に伴い子育てがしやすい世の中にする取り組みが叫ばれる昨今、時代錯誤も甚だしい意見に聞こえる。子供は意味もなく泣くし、駄々をこねるものだ。それをあれこれと言うのはおかしい。当時の愛子さまは4歳かそこらであり、なおさらだ。

仮にこの有識者がそういう抑圧的な子育て方針だとして、それをご夫妻に強制する権利はない。

ディズニーランドの立ち入り制限はご夫婦ではなく宮内庁の安全管理の問題だ。文句は宮内庁に言うべきである。

さらにこの記事は「天皇陛下(上皇陛下)の学友で元共同通信記者の橋本明氏」と「両陛下で同年代で皇室に対する思い入れも深いという婦人、A氏」の意見をもとに書かれている。提言などと勝手にいいながら育児の専門家の意見ですらない。

学習院初等科の2年にあがった際には登校拒否問題が沸き起こった。その発端はこうだ。

学習院初等科の二年生になられた愛子さまは、2月下旬から風邪をひいて学校を休まれていた。
東宮御所の医務室で従医の中村医師に診てもらったときのこと、中村医師は学校に行かれるかどうかを尋ねたのだった。

すると、元気のない愛子様は「学校に行くと食欲がなくて給食を全部食べられないから、迷惑がかかってしまうでしょ。だから今日はお休みするの」

その話は両殿下にも伝わり、日をおいて両殿下が改めて愛子さまに優しく聞いたところ「学校に行くのが怖いの」児童の中に乱暴な男子がいて耳元で大声を出して脅かしたり、「お前」呼ばわりされたという。

ザ・プリンセス 雅子妃物語

これだけでは程度が伝わらないが、乱暴な男の子たちに下駄箱に頭を押し付けられることもあったというから、何も愛子さまが過敏というわけでもなさそうだ。

授業中に大声を出す、走り回る、物を投げるなどの行為を学習院の理事が確認している。ときには愛子さまに向かって「母親は仮病の税金泥棒だ」と言ったこともあった。

ここまで乱れているのは珍しいとはいえ、学校でのトラブルから子供が登校を嫌がる行為自体は特殊な話ではない。そこで雅子さまがしばらく登下校に付き添って愛子さまに登校を促したが、これは別の批判を受けることになった。

「校外学習ができたのは良いですが、通常の形でない姿になっていることは心配しています」(羽毛田宮内庁長官)

「今回のお付き添いは、きわめつけの茶番ですよ。皇室の尊厳もくそもない!」(宮内記者の一人)

「付き添いの形があまりにも異常です。親が子を思う気持ちは分かるが、大夫からの説明、支える者の方針がなければ”異様な親子"に映る」

ザ・プリンセス 雅子妃物語

外野があれこれ言うのは勝手だが、専属の医師団が登下校に雅子さまが付き添うことが唯一、愛子さまが一人で登校するための方法だと判断した結果だった。宮内庁の反雅子妃派(千代田派)やAERA、週刊文春などの週刊誌が、付き添いは雅子さまのエゴであるかのように報道し続けた。

結果的に現在、付き添いはなくなり愛子さまに過去の問題は見られない。登校付き添いも3年生と4年生の一部の期間で済んだので、終わってみればベストな選択ではなかったか。

中等科に入られると今度は激ヤセ・体調不良報道が相次いだ。

確かに愛子さまの頬がこけ、げっそりした写真を見たときは私も衝撃を受けた。拒食症疑惑まで出たが、その原因は極度のダイエットだったという。

愛子さまが、いわゆる炭水化物ダイエットを始められたのは今年9月上旬のことだ。

「白米はほとんど召し上がらなくなっていたようです」
「朝はパンを一口ぐらいでヨーグルトやジュースだけ。以前は完食されていた昼のお弁当もたまに残してくることがあったそうです。夜は肉類をほとんど召し上がらない」

ではどうして過剰な食事制限をされるまでになったのか。新学期が始まって以降、愛子さまの映像や写真などがお年頃である同級生の話題にのぼる。

「あの時の写真は細く見えてとても素敵だった」「お洋服もすごく似合っていた」「痩せた、痩せた!」(同級生の声)

愛子さまは素直に喜ばれ、痩せると美しくなって、周囲もこんなに喜んでくれるものかとお感じになったのかもしれません」(宮内庁関係者)

2016.11.24 週刊新潮

なんのことはない、年頃の女性にありがちな話だ。しかしこの写真は「子育てが間違っていた」「夫妻の愛情が足りなかったから精神的に変になってしまった」などと偏見のような議論を生んだ。

反雅子さま・愛子さまの人たちは、都合がいいように「ご夫婦が愛子さまを中心に動かれている」「親の愛情が足りない」などと相反することを平気で言っている。子育ては小さな失敗を親子で乗り越えていくものだが、批判派はどんな小さなことでも失敗を見つけては叩いていたに過ぎない。