1993年に当時の皇太子殿下とご結婚された雅子様は、先日のトランプ大統領をハイレベルな英語力で出迎えたような皇室外交で日本に貢献できると考え皇室入りをされた。

ところが宮内庁は雅子様に対して公務よりもお世継ぎ、平たく言えば子作りを強要、雅子様はキャリアや人格を無視してとにかく子供を生むだけの女性として役割を果たすよう強いられる。

責任感の強い雅子様はこうした状況でありながら懸命にお世継ぎを生むことに努力される。しかし子供はなかなかできず、マスコミの雅子様いじめ、流産を経験しながらようやく誕生したのが愛子様だった。

皇太子ご夫妻にとって初子である愛子さまはお生まれになっただけでご夫妻にとって幸せであっただろう。しかし宮内庁はあくまでお二人の子供ではなく、皇位継承者となる男児の出産だけを待ち望んでいた

いってしまえば期待はずれだった女児誕生に宮内庁は祝辞もそこそこに、第二子を作るよう再び強要。

雅子様にとってご結婚から8年目、不妊治療を経てようやくお生まれになった愛子さまが祝福されない環境、そしてようやく解放されたと思った出産強要がこれからも続く現状に、次第に精神を病むようになってしまった。

雅子様は期待していた皇室外交が全くできず、自分が子供を生むことだけを期待・強要されているギャップに次第に精神的に衰弱なされた。

しかし封建的でともすれば時代錯誤な面もある宮内庁・皇室にとって、雅子様の不妊や精神面は理解できず、宮内庁幹部らは当時次のように考えている。

皇族が精神病になんてなるはずがない。雅子様の気の持ちようで回復するはずだ。

なるべく東宮御所に閉じ込めておけば子供はできるだろう。それでもできないなら雅子様に問題があるんじゃないか?

子供ができないのではなく、作る気がないのでは?

単に皇室を利用して私的に海外旅行がしたいだけだろう

不妊治療が普及し、うつ病などの精神疾患が正式な病気である認識が普及した今となってはとんだお笑い草で、呆れて物が言えない意見だ。

しかし宮内庁は本気でこのように考え、雅子様を徹底的に追い詰めた。皇族内で雅子様を守ったのは皇太子殿下だけであった。

それが世にいう「人格否定発言」につながる。

最も雅子様を近くで見守ってこられた皇太子殿下は、雅子様がサボったり仮病を使っていないことを理解していた。それでも宮内庁では雅子様を悪者にする動きが蔓延し、皇太子殿下は記者会見で雅子様を否定する動きがあることを明言、雅子様の名誉回復を図った。

これで雅子様の現状を世間に理解してもらい、宮内庁の対応改善や雅子様の擁護が広がるはずだった・・・。

皇太子殿下が勇気を持って放った人格否定発言。しかしこれを後ろから刺したのが秋篠宮殿下と紀子様だった。

人格否定発言から半年後、秋篠宮殿下39歳の誕生日会見の席で秋篠宮殿下は語った。

秋篠宮殿下

私は昨年の会見で 『陛下をどのように支えていくか 』という皆さんの質問に対して 、コミュニケ ーションの大切さを申しました 。

この発言を受けて 、皇太子殿下も二月の記者会見の時に 『お互いのコミュニケ ーションを大切にすることは当然である 』というお答えでした 。

そのことから考えますと 、五月の皇太子のご発言については 、私も少なからず驚いたわけですけれども 、陛下も非常に驚かれたと聞いております 。私の感想としては 、やはり少なくとも記者会見という場所で発言する前に 、せめて陛下とその内容について話をして 、その上で話をするべきではなかったかと思っています 。そこのところは 、私は残念に思います。

秋篠宮殿下

(雅子様が東宮御所で苦労しているという点について)どういう意味なのか理解できないところがありまして 、前に皇太子殿下本人にどういうことなのか尋ねたことがありました 。

東宮御所の成り立ちに伴う様々な苦労とは 、皇太子妃になって 、つまり皇室に嫁ぐとふだんの生活の中に色々な人がその周りで働いている 、そういう人たちに対する気配りというか配慮であったり 、あるいは 、なかなか容易に外出することが難しい 、そういうことだそうであります。

秋篠宮殿下

私たちにそのような苦労があったかというと 、それは私よりも家内に関係すると思います 。

確かに東宮御所という大きい組織と比べると 、私のところは周りにいる人たちの数も少ないので 、比べるのは非常に無理があると思いますけれど 、それを踏まえた上でどうでしょう ?(と隣の紀子様に質問する)

紀子様

結婚してからの生活は 、新しく出会う務めや初めて経験する慣習などが多くございました 。どのように務めを果たしたらよいか 、至らない点をどのように改めたらよいかなど 、不安や戸惑いなどもございましたが 、その都度人々に支えられ 、試行錯誤しながら経験を積み 、一つ一つを務めて参りました

秋篠宮殿下

私がいつも思っているのは 、自分のための公務は作らない 。つまり自分がしたいことというのはいろいろあるわけですけれども 、それがイコ ール公務かどうかは別ですね 。私は公務というものはかなり受け身的なものではないかなと。こういう行事があるから出席してほしいという依頼を受けて 、こちらも非常に意義のあることであれば 、それを受けて務めをする 。私自身はそういうふうに考えて今までずっと来ています。

これが記者会見の場で秋篠宮夫妻が語った、皇太子殿下の人格否定発言および雅子様の姿勢についての発言だ。

端的に言って、不妊治療、当初聞かされていた妃殿下像との大きすぎる乖離、愛子さまご出産後も解放されない出産強要、それによる鬱・適応障害、宮内庁職人からの猛烈なバッシングに苦しむ雅子様に対して、あまりに容赦ない冷酷な発言だろう。

この発言は宮内庁による雅子様バッシングについて、秋篠宮夫妻が宮内庁の側になびいて発言したものだった。これによって秋篠宮家は宮内庁職人からの称賛を浴びる。

この発言は全く雅子様の状況・考えを無視し、自らの宮内庁内の支持拡大を狙っていることは明らかだが、具体的に発言の問題点を考察したい。

① 雅子様の苦労は人に気配りをしたり容易に外出できない点にあるなどと事態を矮小化している

雅子様は平たく言えばうつ状態・精神的な問題のさなかで、しかも宮内庁のほとんどから理解されない状況に苦しまれていた。

しかしこの会見ではっきりと、気配りや外出の難しさが苦労だと明言、まるで雅子様が多少自由が効かないことにわがままを言っているような印象を植え付けた。

② 皇太子殿下夫妻と秋篠宮家の立場の違いを軽視していること

秋篠宮御夫妻に当時男子はおらず、雅子様は2000年以上続く皇室の伝統を守る責任を一人で背負い込んでいるような状態だった。

しかも皇太子と殿下は世間的にも差があり、スタッフの数にしても皇太子ご一家が50人程度なのに対して秋篠宮家は10人ほどと大きな差がある。雅子様は世間・宮内庁職人から監視されているような不安に苛まれていた。まるで状況が違うだろう。

③ 不妊経験の有無という重要な点を無視していること

紀子様は結婚間もなく眞子様、佳子様をお産みになった。一方の雅子様は結婚から8年目にしてはじめて出産している。このことから皇太子ご夫妻はお子様ができづらく、秋篠宮家はそうではなかったことは明らかだ。

要するにこれは不妊治療に悩む女性に対して、私はすぐに産めたから何も悩みはなかった、といっているに等しい。雅子様が最も気をもんだのは周囲の期待に沿えず男児が生まれない現状だった。鬱・適応障害の根本原因を理解しないどころか、ますます雅子様に鞭打つ発言だろう。

④ 雅子様が公務を私物化し、好きな公務だけやろうとしていると印象づけていること

引用: 47 NEWS

秋篠宮殿下ははっきりと、自分は私的な公務はせず受け身であることを明言している。言い換えれば秋篠宮殿下にとって雅子様は、自らが希望する公務を自分から行おうとしているように映っている。

ところが雅子様がいっているのは人格を否定され生むことだけを強要されている現状を変えるべく、自らが得意な語学を活かして公務を行い国に貢献したいという純粋な思いだ。

東宮御所に閉じ込められて日々猛烈なバッシングを受けている雅子様は、人格否定・虐待にさらされているのであって、受け身とかどうこうの問題ではない。

秋篠宮夫妻は雅子様を理解しようとせず、追い打ちをかけるような発言を行った。

それから15年近くが経ち、子供ができない夫婦にそのことを聞いたり、精神的に苦しむ人に気の持ちようとか我慢しろというのは時代錯誤なことは明らかだ。

秋篠宮夫妻には今一度、この当時の発言の真意を問い、今でも同様の考えであるのか、撤回および雅子様に謝罪する気持ちはないのか問いたい。